学生は注意!「金貸してくれたら報酬あげます」は詐欺!犯罪行為に巻き込まれる可能性も

主に学生を狙った詐欺をご存知ですか?「金貸してくれたら報酬あげます」「消費者金融業でお金を借り、それを預けてくれたら謝礼をします」 このようなことを知人から言われたことはありませんか?それは 詐欺の可能性があります。

学生を狙った詐欺!金貸してくれたら報酬あげます

 

学生の頃の話ですが、私の友人に知人を紹介されました。年齢は20代前半で同い年です。同世代ということで話が合い、初対面でLINEを交換するほど仲良くなりました。

 

他のsnsにも招待されました。そのsnsでは個人情報をかなり書いていましたので悪い奴ではないと思っていました。ある日その知人から、今働いている会社を辞めて、独立開業をすることになったと聞かされます。

 

その開業資金として20万円を貸してくれないかという話をされます。2カ月後には2万円の利息をプラスして返済するということです。私も働きだして間もない頃でしたので、20万円も貸せるほど余裕はないと一度は断りました。

 

名義貸しで消費者金融からお金を借りてはいけない

 

一度は断ったのですが、何度もお願いされ20万円を貸すことにしました。頻繁に顔を合わせる仲ではありませんでしたが、 SNS を通じてやり取りはしていたので信頼してしまいました。

 

私も現金で20万円を持ち合わせていませんでしたので、「消費者金融で20万円借り、それを貸してくれればいい」という話でした。

 

その時は知識がなく分かりませんでしたが、いわゆる名義貸しです。自分の名前でお金を借り、借りたお金を知人に渡す。

 

今思えばその知人が消費者金融でお金を借りればいいのでしょうが、何か事情があって借りれなかったようです。

 

ローンカードを第三者に渡す行為は厳禁

 

消費者金融で20万円を借り、それを知人に渡した後「消費者金融からあなたが借りた20万円は私が返しておきます」ということで、知人に消費者金融のローンカードを渡してしまいました。

 

それから数ヶ月後、消費者金融から催促状が届きました。彼は未だに20万円を返済していないようです。ということは20万円は私が返済することになります。

 

ローンカードも相手が持ったままです。消費者金融にローンカードを再発行してもらい20万円を支払いました。もちろん私は2万円の報酬はもらっていません 。

 

私はあとで知りましたが消費者金融の規約ではカードの貸与、譲渡は厳禁です。

 

名義貸しは犯罪になる

 

そもそも、名義貸しでお金を借りる行為は消費者金融を騙す詐欺行為になります。ローンカードを第3者に渡すことも名義貸しです。

 

名義貸しをした場合は「6カ月以下の懲役または100万円以下の罰金」になります。初犯では執行猶予付きに処されるようです。

 

良かれと思ってしていることが、知らない間に犯罪行為に巻き込まれて、犯罪者になってしまうのです。

 

詐欺にあったと思ったら警察に相談

 

その知人とお金の貸し借りをするにあたって、特に契約書類などは変わっていませんでした。これはもう泣き寝入りかなと思って友人に相談すると、それは警察に相談した方がいいのではないかと言われます。

 

自宅から一番近い警察署へ出向き事情を話すと、 それならば賃金業法違反無許可営業などの罪になるかもしれないとのことでした。 知人は逮捕されるかもしれません 。

 

学生が被害に!お金を借りてくるアルバイトは詐欺

 

「簡単!お金を借りてくるアルバイト募集」こんな募集を見たことありませんか?求人広告ではこのような募集は掲載されていません。 SNSなどで募集をしているそうです。

 

このアルバイトの内容は自分の名前で消費者金融(学生ローンなど)でお金を借り 、そのお金を雇い主に渡すだけという仕事です。

 

報酬は借りてきた金額の10%程度です。30万円借りたら3万円の報酬になります。

 

そして雇い主にお金を渡しますが、10日後に絶対返ってくるという事が書かれている借用書にサインさせられます。

 

私は後々知ることになりますが、その借用書に法的効果はありませんでした。ですのでお金が返ってくることはありません。

 

SNSで知り合っただけのよくわからないその雇い主とも、いづれ連絡が取れなくなります。お金を借りてくるアルバイトは絶対にやらない方が良いです。

 

学生などの個人が年利109.5%以上の金貸しをすると法律違反!

 

今度は逆にお金を貸すということは、どういうことなのでしょうか。

 

20歳を超えた学生だと飲み会などが頻繁です。そこで支払いが少し足りないので、友人に貸してくれないかといった感じで貸し借りすることはよくあります。

 

親しい間柄ならよくあることで、5,000円貸してほしいと言われ貸します。10日後に5,500円が返ってきました。この場合は利子が500円になります。

 

10日で5,000円の1割にあたる500円が利子なので、10日で1割です。闇金でいうところのトイチ、10日で1割と同じ高金利になります。

 

年利で計算すると365%です。ここで問題なのは利息です。個人間のお金の貸し借りは出資法という法律が適用され109.5%までの利息が取れます。

 

これ以上の利息を取ってしまうと出資法違反になり5年~10年以下の懲役、1,000万円~3,000万円以下の罰金です。

 

友人が困っている時は、助けてもよいですが利息の取りすぎには注意しましょう。

 

学生が不特定多数に金貸しをすると法律違反!

 

そしてもう一つ、不特定多数の人にお金を貸すのはよくありません。個人が不特定多数にお金を貸す行為は業とみなされます。

 

つまり金融業者と同じで商売として利益を得ているとみなされ、金融庁に無許可で金貸しをしているので賃金業法違反になります。初犯だとしても罰金と執行猶予は免れません。

 

複数の友人にお金を貸していて、金利を貰っていたとします。その中の一人が金利が高すぎると警察に相談すると、あなたが複数人にお金を貸していることがバレるのです。

お金の貸し借りには気を付けよう

 

良かれと思って名義を貸すと犯罪に加担することになりますし、良かれと思ってお金を貸すと出資法や賃金業法に触れる可能性があります。

 

楽なアルバイトだと思ったら詐欺の被害に会ってしまったなど、くれぐれもお金の貸し借りには気を付けてください。

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